雨の日、会社に着いたらリュックがずっしり濡れてた。
中に入れてたノートPC、大丈夫かって心臓バクバクしながら確認した経験、ありませんか。
あの瞬間のヒヤッとした感覚、正直もう二度と味わいたくないんですよね。
梅雨の時期って、傘さしながら駅の階段を急いで駆け下りて、電車に滑り込んで、そのまま満員電車でぎゅうぎゅう押される。
リュックは人と人の間に挟まれて、気づいたら背面がびしょびしょ。
40代になると、バッグにかける予算も多少上がってくる。でも、高いバッグほど「雨に濡れたら嫌だな」っていう感覚も正直あったりします。
そんな悩みをまるごと解決してくれるバックパックを見つけました。
MILESTOの「LIKIDサイドバックルバックパックL」です。
結論から言うと、梅雨時期の通勤・出張に使いたいリュックとして、かなり完成度が高い。
この記事では、40代の中間管理職目線で「実際どこが良いのか」を具体的に書いていきます。
MILESTOってどんなブランド?知らなかった人のために
「MILESTO(ミレスト)」という名前、聞いたことありますか?
BRUNOというブランドと同じグループで、旅と日常の両方に使えるバッグを作り続けているブランドです。
Amazonやヨドバシカメラでも展開していますが、オリジナルのオンラインショップが本店という位置づけ。
デザインはシンプルで主張しすぎない。でも、機能面はしっかり作り込まれている。
「派手じゃないけど、使ってみたら手放せない」という声が多いブランドです。
今回紹介する「LIKIDシリーズ」は、そのMILESTOの中でも「耐水性とデザイン性を両立させた」ラインナップ。
「LIKID(リキッド)」という名前自体、液体・水を意識した命名です。梅雨や雨の日を想定して設計されたシリーズと思ってほぼ間違いないです。
このリュック、何が違うのか。撥水性の話を正直に書く
リュックの「防水」「撥水」って、実は全然違う話です。
「防水」は水を完全に通さない。「撥水」は水を弾く、という意味。
完全防水のリュックって、実はかなり重くなりがちだし、デザインも無骨になりやすい。スーツにも合わせにくい。
そこでこのリュックが選んだのは「強撥水」という方向性です。
耐水圧25,000mmって何なのか
このリュックの生地は、耐水圧25,000mmという数値を持っています。
耐水圧というのは、生地の上に水柱を立てたとき、何mmまで水が染み込まないかを示す数値です。
参考として、一般的なレインコートが1,500〜2,000mm前後。
アウトドアブランドのそれなりの雨具が10,000〜20,000mm。
このリュックは25,000mmです。
つまり、ゲリラ豪雨レベルの雨でも、生地自体は水を通さないスペックということ。
梅雨時期の通り雨や、傘をさしても吹き込む横殴りの雨程度なら、まず問題ないレベルです。
止水ファスナーという仕組み
生地が撥水性能を持っていても、ファスナー(チャック)から水が入ったら意味がない。
ここを解決しているのが「止水ファスナー」です。
止水ファスナーというのは、ファスナーの隙間から水が入らないよう、特殊な加工がされたチャックのことです。
普通のチャックと違って、表面がツルっとした素材でコーティングされています。見た目ですぐわかります。
生地の高撥水性能+止水ファスナーの組み合わせ。これがこのリュックの雨対策の核心部分です。
外ポケットには「ハトメ」がある
もう一つ、地味に感心したのが外ポケットの設計です。
ハトメというのは、小さな穴に取り付ける金属リングのこと。テントの端っこにある、ペグを通す穴のあれです。
このリュックの外ポケットには、そのハトメが付いています。
目的は「万が一ポケットに水が溜まったとき、自然に排水できる」ようにすること。
正直、そこまで考えて設計しているリュックは、なかなかない。
外ポケットに折り畳み傘を入れる方も多いと思いますが、その濡れた傘からの水が溜まっても逃がせる設計になっている。これは実用的です。
40代の通勤リュックに求めるもの、全部持っているか確認する
撥水性が高いのはわかった。でも、それだけじゃリュックは買えません。
40代の通勤や出張で使うなら、他にも気になることがある。
一個ずつ確認していきます。
PCが入るか
まず、仕事道具であるノートPCが入るかどうか。
このリュックは15インチまでのPCに対応しています。
15インチというのは、MacBook ProやDellのXPS、ThinkPadの多くが収まるサイズ感です。
「ちょっと大きめのノートも持ち歩く」という方も安心できます。
PC専用の収納スペースが内部にあるので、PCが他の荷物と混在しない。ぶつかって傷つく心配が減ります。
容量はどのくらいか
これはLサイズのバックパックです。
PC+財布+折り畳み傘+ペットボトル+弁当箱、このくらいの荷物がまとめて入るサイズ感。
日帰り出張なら着替えも入れられます。
通勤だけじゃなく、週末の旅行や泊まりの出張にも使えるサイズというのが「L」の意味するところです。
見た目はどうか。スーツに合うか
カラーはブラック、ライトグレー、ブルーグリーンの3色展開。
素材はマットな質感。光沢がなく、落ち着いた見た目です。
ブラックであれば、スーツスタイルにも合わせやすい。
一方で、アウトドアっぽさも残っているので、ジーンズ+シャツのカジュアルスタイルにも浮かない。
「ジェンダーレスなデザイン」と公式にも記載されていて、男女問わず使えるシルエット。
40代の男性が持っても、若者向けすぎる印象にならない。その絶妙なバランスは、実際の画像を見ると伝わります。
サイドのバックルって何のためにあるのか
商品名に「サイドバックル」と入っていますが、これは何をするものか。
リュックの側面にバックル(留め具)があって、それでリュック全体の厚みを調整できます。
荷物が少ないとき→バックルを締めてコンパクトに。
荷物が多いとき→バックルを緩めて容量を確保。
これが地味に便利です。
出張の行きはパンパン、帰りは荷物が減ってスカスカ、という経験は40代のビジネスマンなら何度もあるはず。
帰りにバックルを締めれば、リュックが余った部分でダブつかず、背中にフィットしてくれます。
実際の梅雨の朝、このリュックがどう働くかをイメージする
朝7時、天気予報は「夕方から雨」。でも空を見上げると、もう薄暗い雲が広がっている。
「傘、どうしよう」と思いながら玄関を出る。
結局、折り畳み傘をリュックのサイドポケットに突っ込んで出発。
駅まで歩いているうちに、ぽつぽつ降り始めた。傘を出すほどじゃない、でも確実に濡れる感じ。
このリュックなら、この程度の雨は気にしなくていい。
生地が水を弾く。背面もしっかりした素材になっているので、背中から染み込んでくる感覚もない。
電車の中、立ちながらリュックを前に抱える。隣の人の傘から滴る水がリュックにかかっても、さらっとしたまま。
会社に着いて、デスクにリュックを置く。PCを取り出す。
いつもならここで「内側、大丈夫か」って確認するんですが、このリュックならその作業が要らない。
そのまま仕事モードに入れる。
たったそれだけのことなんですが、一日の始まりの気持ちって、こういう細かいことで変わります。
「今日も濡れなかった」という小さな安心感が、朝のモードに影響する。
出張のとき、このリュックはどう使えるか
日帰り出張の多い40代に、もう少し具体的に話します。
朝、新幹線に乗る前にコンビニで朝ごはんを買う。リュックに入れる。
会議資料、PC、モバイルバッテリー、財布、社員証、折り畳み傘。これで8〜9割埋まる感じ。
Lサイズなので、余裕があります。パンパンになる手前で収まる。
新幹線の座席の上の棚に置いても、しっかりした形を保っているので取り出しやすい。
現地で雨が降っていても、移動の間は気にしなくていい。タクシーを使うほどじゃない距離なら、小走りで駅から出先に向かえます。
帰りの荷物が減ったらサイドバックルを締めてスリム化。
新幹線の中で少し仕事したければ、PCをサッと取り出せる。
帰宅して玄関でリュックを下ろす。
表面を手のひらでさっと払えば、ほぼ乾いています。水が弾いているので、拭く手間もほとんどいらない。
この「帰ってきてからの手間がない」というのも、40代の疲れた身体にはありがたい。
このリュックが向いている人、向いていない人
良いことばかり書いても信用されないので、正直に書きます。
向いている人
まず、梅雨や雨の日の通勤・通学・出張が多い人。
次に、PCを毎日持ち歩いていて、雨でPC壊れたら困るという人。
それから、リュックで通勤しているが、あまり「いかにもアウトドア」なデザインは避けたい人。
週末のちょっとした旅行や泊まりの出張にも使い回したい、という人にも向いています。
「一個のリュックを通勤でも旅行でも使いたい」というシンプルな運用ができます。
向いていない人
完全防水を求める人には、このリュックは「完全防水」ではないので向いていません。
台風の中でずぶ濡れで走り続けるような状況なら、完全防水のアウトドア専用バッグの方が安全です。
また、「今持っているリュックで特に困っていない」という人は、無理して買い替える必要はないです。
リュックが雨でびしょびしょになってヒヤッとしたことがある人、雨のたびに気を遣いながら歩いている人には、刺さる一品だと思います。
価格について。13,750円をどう考えるか
税込13,750円です。
安くはありません。ただ、高すぎるかというと、微妙なライン。
参考として、同じ「撥水機能を持つビジネス向けリュック」でいくつかの価格帯を並べてみます。
3,000〜5,000円台:撥水加工はあるが、生地や作りが薄い。1〜2年で劣化しやすい。
7,000〜10,000円台:そこそこの品質。通勤向けが多いが、アウトドアや旅行には物足りない場合も。
13,000〜20,000円台:撥水性能・容量・デザインのバランスが取れてくる。このリュックはここ。
20,000円超:ブランド系、または本格アウトドア向け。
耐水圧25,000mm+止水ファスナー+ハトメ排水という機能面で考えると、13,750円はむしろ抑えられた方です。
3年使えば1年あたり約4,600円。毎日通勤に使えば1日13円ちょっとのコスト。
「雨のたびにPCが壊れないか心配する精神的コスト」と「毎日13円」を天秤にかけたら、どっちが高いか。
そう考えると、出す価値はあると思います。
カラーはどれを選ぶか。40代男性目線で正直に
3色あります。ブラック、ライトグレー、ブルーグリーン。
40代の男性が通勤メインで使うなら、まずブラックが鉄板です。
スーツにも合う、ジーンズにも合う、どんな服でも浮かない。
