40代管理職が「話が長い」と言われなくなる伝え方とは?伊藤 羊一 (著) 1分で話せ ~世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術~

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「結局、何が言いたいの?」

役員会議で、この一言を言われたことはないだろうか。

一生懸命説明したのに、伝わっていない。

会議で10分話したのに、隣の人は30秒で終わって、しかもその意見が採用される。

私は情シスの現場に25年いる。

飛び込み営業から始まって、今は1000人規模の会社でマネージャーをしている。

それでも、この経験には何度も心当たりがある。

その理由を教えてくれたのが『1分で話せ』という本だ。

この記事では、40代管理職の目線で、明日からすぐ使える部分だけをまとめる。

なぜ話が長くなるのか

朝の会議。

5分で終わるはずの報告が15分になる。

途中から誰もメモを取らなくなる。

でも本人は、ちゃんと説明できたと思っている。

理由はシンプルだ。

話が長い人は、情報を順番に並べている。

話が短い人は、相手が判断するための結論だけを届けている。

説明することが目的なのか。

相手に判断してもらうことが目的なのか。

この違いが、話の長さを決めている。

結論から話すだけで伝わる理由

この本の核はここにある。

悪い例。

「昨日サーバーでこんなことがありまして」

いい例。

「サーバー障害は復旧しました。原因はディスク容量の不足です。来週から容量監視を自動化します」

結論。

理由。

次の行動。

たったこれだけで、上司は安心する。

私はこれを試したとき、報告時間が10分から15秒になった。

上司から返ってきたのは、質問ではなく「ありがとう」の一言だった。

上司が本当に知りたいのは経過ではなく判断材料

マネージャーになって気付いたことがある。

上司は経過を知りたいわけではない。

判断するための材料が欲しいだけだ。

私は今、報告の前に紙に3行だけ書くようにしている。

結論。

理由。

次の行動。

この3行が埋まらないときは、まだ報告する準備ができていないサインだ。

部下への指示も、短くするほど動いてくれる

昔の私は、部下によくこう言っていた。

「ちゃんと考えて動いて」

これでは、部下は何をすればいいか分からない。

今はこう伝えている。

「今日17時までに、この3つだけ終わらせよう」

これだけで、部下の動きは驚くほど速くなった。

長い指示は、相手に考える負担を渡しているだけだった。

今日からできる、たった一つの実践

役員報告を、紙一枚にした。

話す前に、自分にこう質問する。

「結論は何?」

この質問をするだけで、話す内容は半分以上削れる。

削れば削るほど、伝わりやすくなる。

会議の時間は短くなり、質問される回数も減った。

「結局何が言いたいの」

この言葉を、最近は言われなくなった。

こんな人にこの本はおすすめ

– 役員への報告が苦手で、毎回質問攻めになる人

– 部下へ指示しても、動いてくれない人

– 会議で長く話してしまい、途中で相手の表情が変わる人

– プレゼンで資料を読み上げてしまう人

– 管理職になったばかりで、伝える仕事の多さに戸惑っている人

私自身、この5つ全部に当てはまっていた。

まとめ

『1分で話せ』は、話し方のテクニック集ではない。

相手目線になるための考え方を教えてくれる本だ。

25年間、いろんな人を見てきたが、評価されるのはいつも話が短い人だった。

優秀さと、伝わりやすさは、別の能力だ。

もし今、会議や報告で「結局何が言いたいの」と言われているなら。

話し方が下手なのではなく、まだこの本と出会っていないだけかもしれない。

私自身の実践談やもっと詳しい場面での使い方は、noteの記事にまとめてある。

気になる人は、そちらもあわせて読んでみてほしい。

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