【エクセル】便利な勤務表の作り方【Excel】

エクセル便利技

Excelで勤務表を作成する方法を、初心者にも分かりやすく手順を説明します。エクセルで作ると「日付や曜日の自動入力」や「勤務時間や労働時間の合計を自動計算」ができるので、とても便利ですよ!!

以下のステップに従うことで、効率的な勤務表を作成できます。


勤務表の作成手順

1. 基本デザインを作る

  1. タイトルを入力
    • 最初の行に「勤務表」と入力し、勤務期間や月を記載します。
    • 例: A1に「2024年1月 勤務表」と入力。
  2. 表のヘッダーを作る
    • 2行目に以下の項目を入力します:
      • A列: 日付
      • B列: 曜日
      • C列: 名前(従業員名)
      • D列以降: 勤務内容(例: 勤務時間、休憩時間、業務内容など)
  3. 曜日を色分け
    • 土日祝日はわかりやすくするために、条件付き書式を使って色分けします(後述)。

2. 日付と曜日を自動入力する

  1. 日付の自動入力
    • A3に勤務表の開始日(例: 2024/1/1)を入力。
    • A4に次の日の日付を計算式で入力: =A3+1
    • A4を下方向にコピーして、勤務期間分の日付を作成。
  2. 曜日の自動入力
    • B3に以下の計算式を入力して曜日を表示: =TEXT(A3,"aaaa")
    • B3を下方向にコピー。


3. 勤務時間や内容を入力する

  1. 勤務時間を入力
    • D列に開始時間、E列に終了時間を入力。
    • 勤務時間を計算する場合、F列に以下の計算式を入力: =E3-D3
    • 必要に応じて、勤務時間の合計をSUM関数で計算。
  2. 休憩時間を引く
    • 実労働時間を計算する場合、休憩時間を差し引く式を使用: =E3-D3-C3 ※C3は休憩時間を入力する列。

4. 合計時間を計算する

  1. 行ごとの合計
    • F列に「勤務時間」列の合計時間を計算。 =SUM(D3:D30)
  2. 月全体の労働時間
    • 最終行に「月合計」を記載し、SUM関数で列全体の合計を計算。

5. 最終仕上げ

  1. デザインを整える
    • セルの罫線を引いて見やすくします。
    • フォントサイズや背景色を調整。
  2. フィルタ機能を活用
    • ヘッダーにフィルタを設定して、特定の従業員や日付を簡単に検索できるようにします。
  3. 保存形式
    • ファイルを「Excelファイル形式(.xlsx)」で保存。
    • 必要に応じてPDFで保存し、印刷用にも対応。

おすすめの応用機能

  1. テンプレート化
    • 一度作成した勤務表をテンプレートとして保存し、毎月使えるようにします。
  2. ピボットテーブルで分析
    • ピボットテーブルを使って、従業員別の勤務時間を集計できます。
  3. 項目が見えなくなる時の対処法
    • 表が大きくなると画面に入りきらなくなり、スクロールすると項目が見えなくなります。そんな時の対処法は以下の記事にまとめています。

参考動画

文字だけだと理解しにくいかもしれませんので、動画にもまとめてみました。参考にしてください!!

Excelの勉強にオススメの本

国本温子著:手順通りに操作するだけ! Excel基本&時短ワザ[完全版]第2版 仕事を一瞬で終わらせる 基本から応用まで 179のワザです。

詳しくは以下の記事でまとめています。

エクセル仕事効率化の強力な味方!『手順通りに操作するだけ! Excel基本&時短ワザ[完全版]第2版』
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